130年前の今日

 昨日の西日本新聞によりますと、130年前の今日、1891年8月30日に直方に鉄道が初めて開通したそうです。

 若松まで、石炭輸送のためです。

 しかし、田川‐直方間は繋がらず、数年後に伊田‐行橋間が開通し、それから北九州市方面を目指そうと試みたと書かれています。

 音楽史での1891年は、ブラームスのクラリネット三重奏曲が作曲された年。

 またその2年前には、13歳のカザルス少年が、バルセロナの楽器店で、ボロボロだったデット・ストックのバッハの無伴奏チェロ組曲の楽譜と出逢います。

 それから10数年後、カザルスはこの組曲を公開の場で演奏し、およそ200年ぶりにこの名曲が蘇生します。

 さらに30数年後、カザルスによって世界で初めて録音が成された年は、故郷のバルセロナがスペイン内戦で陥落した年だったのです。

 明治ー大正ー昭和を駆け抜けた名作の復活劇。

 気が遠くなってイイです。

 再来年の2023年は、カザルス没後50年です。

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