第40回定期演奏会 曲目変更のお知らせ
第40回定期演奏会の曲目の一部が11月23日(月・祝)に延期されたことに伴い、下記のとおり変更となりました。
【クァルテット・エクセルシオ シリーズ14】
F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ト短調 作品20-3 Hob.Ⅲ/33
L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 「ハープ」 作品74
L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番 イ短調 作品132
40歳のハイドンが「告別」交響曲と同年に書き上げた曲集、作品20から3番で幕を開けます。
前年作の曲集作品17とともに、自身が娯楽音楽として拓いた弦楽四重奏を芸術作品へと昇華させようと試みた秀作です。
ト短調の調性を活かした劇的な感情の高揚を聴かせてくれます。
ベートーヴェン作品は2曲。
第10番「ハープ」は「運命」・「田園」交響曲の翌年に書かれ、この2曲の書法・楽想をさらに磨き上げました。
簡潔な構成に柔和な感情や深い内省性を聴かせるなど、楽聖の新しい境地をご堪能ください。
終曲は最晩年の大作、第15番。
大病から生還した楽聖が神に感謝を捧げた名作です。
本室内楽定期では3回目の上演。
前回同様、ご来場の皆様には感涙で泣き濡れていただきます!
コロナ禍で疲弊した私たちの心を奮わせてくれる一夜となりましょう。
乞うご期待!
尚、こちらは昨年6月の直方谷尾美術館でのショットです。
ベートーヴェンの最晩年の大作、そして人類の至宝である第14番作品131の演奏を終えて。
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