マリー・エリザベス・フォン・ザクセン=マイニンゲン ロマンツェ
当夜の曲を紹介いたします。
まず、Duo曲の1曲目、マリー・エリザベスのロマンツェです。
こちらがその動画です。
マリー・エリザベス(1853-1923)はザクセン=マイニンゲン公国の王女で、彼女の父親はブラームスと親交があり、ブラームスの教えに影響を受けて、このロマンツェが作曲されました。
実は、この曲が作曲された1892年の前年、ブラームスは当地を訪れ、宮廷管弦楽団のクラリネット奏者ミュールフェルトに霊感を受けて、クラリネット作品を4曲生み出しています。
老巨匠の傑作たちに触発されてのことでは?と私は想像してしまいます。
「聴く機会の少ない曲ですが、美しく穏やかな旋律に始まりどこか切なく、個人的に大好きな一曲」と松川さんイチオシの曲です。
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