F.ドッツァウァ 6つの小品 作品104

F.ドッツァウァ

6つの小品 作品104

こちらがその動画です。

 申し訳ないことに4曲のみですが、目が覚めるようなとても素敵な演奏です。

 ドッツァウァは、ボッケリーニやデュポール兄弟の次の世代のチェリストです。

 19世紀前半、旧東ドイツで活躍し、ドレスデンの宮廷楽団の首席奏者として、ウェバーやワーグナの作品を彼らの指揮で初演・上演するという歴史的な現場にいたのです。

 教育者としても素晴らしい功績を残し、彼の指導書は初級から高等まで大変充実しており、現在も高い価値を有しています。

 そして、ドッツァウァは100年以上も埋もれていたバッハの無伴奏チェロ組曲を出版した初期の人物なのです。

 繊細、豊潤、絢爛豪華さを聴かせる6つの小品は、チェロ三重奏の夕べには欠かせない1曲。

 この編成で数少ないオリジナル作品でもあります。

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