【レビュー①】第42回直方谷尾美術館室内楽定期演奏会

　この3人のシンパシーが音楽の喜びに良き相乗を生み出してくれる…私個人としては期待通りでした。

　そして、皆さまのあたたかい共鳴、眞にありがとうございました。

　曲が多過ぎた？という感はありましたが、皆さまの心にとても清々しい風が吹き抜けたのではないでしょうか？

　以下、お客様のご感想を2回に渡って紹介させていただきます。

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♪α波全開で音浴を実感しました。とても気持ち良かったです。チェロは優雅なイメージがありましたが、リゲティは激しくて圧巻でした。

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♪チェロのヴァリエイションの広さを知ることができました。二重奏、三重奏、無伴奏のそれぞれの味が素晴らしかった。

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♪チェロ三重奏の響き、イイですね。九州交響楽団つながりのトリオ、それぞれの性格や音楽性の違いがよくわかって興味深い。楽しいコンサートでした。

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♪リゲティ、もっと前衛的かと思っていましたが、ずいぶんロマンティックな作品で驚きました。チェロ三台の可能性にも驚きました。

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＜実行委員長より＞

　ありがとうございます。

　チェロ三重奏のための作品はあまり多くありません。

　そのため、二重奏と独奏を加えての構成が必要となりますが、それによって多様性を創出できると考えたのです。

　特に20世紀の作品のリゲティの独奏曲は違う風を吹かせてくれると確信しておりました。