L.v.ベートーヴェン 弦楽四重曲 第14番 嬰ハ短調 作品131

今日は当夜のメイン曲であります

 L.v.ベートーヴェン 弦楽四重曲 第14番 嬰ハ短調 作品131

を紹介いたします。


ベートーヴェンの全作品、全てのクラシック音楽作品の中で最高峰とされるこの楽曲、

指揮者バースタインがこの楽曲を弦楽合奏版で演奏し、録音したほどです。

その名作を皆様にお届けできることを嬉しく感じております。

この室内楽定期演奏会では4度目の上演。

これも全国的に稀少なことです。


こちらが、その動画です。


第14番は後期四重奏曲の1曲で、これらは《第九》交響曲と同時期に着手されました。

最初の3曲、第12番 → 第15番 → 第13番《大フーガ》付は彼の熱烈な崇拝者であるロシア大使、ガリツィン候の依頼によるもので、続く第14番と第16番は自発的に書き上げられました。

前3作を書き上げたことによって、創造力が泉のように湧き出てたのでしょうか?


第14番は7楽章という構成で、それらが切れ目無く続けて演奏される破格の音楽となっております。

自由で流動的な楽想から、全く長さを感じさせません。


そして、ベートーヴェンの人生の軌跡が走馬灯に映し出されるようで、暗かった幼少時代、音楽に見い出した希望と自信、愛した女性たちの想い出、人生の頂点に立った時の陶酔、孤独をかみしめる現実など、ベートーヴェンの人間らしさに心奮えます。

お聴き逃しなく!



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