鋤田正義さん
この画像は1976~78年、私が高校生のころに拝んでいた1枚のフォトです。
ベーシストの後藤次利さん。
スタジオ・ミュージシャンであり、後にアレンジャー、作曲家として活躍。
後藤さんは私の憧れのお一人でした。
そのころ、私は後藤さんと同じくスタジオミュージシャンを職業にしたいという身の丈に合わない夢を抱いていたのです。
ステージの中央でスポットが当たる人より、その人をサポートするミュージシャン、アレンジャー、プロデューサーの方がカッコイイと感じていた渋い高校生だったのです。
このフォトはサディスティックミカバンドのロンドンでのライヴ・アルバムのライナーに掲載されていたもので、撮影された方は鋤田正義さんです。
世界的なフォトグラファーであり、直方市出身であり、実家が私と同じ組合(数軒先)と知ったのは10年ほど前。
驚きと喜びでした。
数年前に鋤田正義さんと会見する機会があり、このフォトへの思いを伝えました。
するとつい最近にこんなことがあったと返されたのです。
元・おニャン子クラブの可合その子さんを撮影したところ、可合さんは「主人がご無沙汰していますが、よろしくお伝えください」と言われて、鋤田さんは最初????
そう、後藤さんは可合さんの旦那なのです。
これがきっかけで鋤田さんは後藤さんと数十年ぶりに再会することになったそうです。
鋤田正義さんの写真展が来年の4~5月に直方谷尾美術館で開催されます。
それに合わせて私の友人たちが関連イベント開催のために奮闘しています。
私も陰ながら、入れ知恵や助言をさせていただいております。
直方市に外から多くの方が足を運んでくださることを、そしてご当地のことはご当地の方には知られていないケースがよくありますので、直方市の方に鋤田さんが浸透することを願います。
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