【レビュー⓪】第40回直方谷尾美術館 室内楽定期演奏会
今回はコロナ禍明けの初の待ちに待った演奏会であり、コロナ禍が再燃しつつある中での演奏会、しかも、この演奏会の看板ともいうべきクァルテット・エクセルシオの演奏会という感動的な状況が既に出来上がっていたのですが、そこで実際に行われた心に染みわたるような素晴らしい演奏。そして集まられた多くのこの演奏会ならでは素敵なお客様方。とても幸せな時間でした。
そんな演奏会の記録をかんまーむじーく のおがた会員の吉田 潔様がFBでいち早くアップなさっておられましたので、レビュー⓪として掲載させていただきます。
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コロナ禍のせいで1年数か月ぶりの開催。
直方市という人口数万人の小さな町で行われる極めて上質の室内楽コンサート。
しかも、演奏がわが国で数少ない常設カルテットの「クァルテット・エクセルシオ」。
室内楽グループのおばさまたちと最前列で聴かせていただきました。
ハイドンの「太陽四重奏」は、確か今回初めて取り組むといわれていましたが、非常に親しみやすい音楽。
その響きによりエステルハージー侯の気分にさせていただきました。
べートーヴェンは、これはもう至高の音楽。
特に15番は、エベーヌカルテットのCDで予習をしていきましたが、生で聴くせいかその演奏とはまた違った趣の何というか、骨格のしっかりした力強い演奏でした。
生演奏は、べートーヴェンの作曲上の各種の試みもよく理解できます。
深い精神性の世界に連れていっていただきました。
終わって懇親会に参加。
ヴィオラの吉田有紀子さんとは前回から同じ吉田・ヴィオラということで「懇親」させていただきました。
彼女のお母さんも長野から駆けつけておられましたが、私より1歳年上・小柄にもかかわらず筑豊の銘酒「寒北斗」を3杯も召し上がっておられ平気。
そして、吉田さんはじめメンバーの皆さんは口々にこのコンサート(企画の)素晴らしさをほめたたえておられました。
主宰者の渡辺伸治さんの苦労も報われようというもの。
渡辺さん、大変でしょうが長く続けてください。
私も応援します。
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