【レビュー④】第40回直方谷尾美術館 室内楽定期演奏会
終演後の交流会も慎重なほどの感染対策を講じて行いました。
終盤にはいつも演奏者からのお言葉をいただいております。
小都市ではありえない弦楽四重奏を中心とした正統的内容の演奏会、熱い一体感を醸す真摯で純粋な聴衆などなどを評してくださいました。
ありがとうございます。
チェリストの大友肇さんの言葉が嬉し恥ずかし。
(*ノωノ)
都心であっても地方からの演奏依頼では、「《アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク》など、なるべく聴きやすい曲でお願いします。」と請われることがおおむね。
しかし直方の室内楽定期演奏会は第1回目からベートーヴェンの後期四重奏曲(今回と同じ第15番 作品132)!
「いったいどないな主催者やねん!」というのが率直な印象だったそうです。
すんません。
こないな弦楽四重奏馬鹿でございます。
m(__)m
現在、そしてこれからの日本のクラシック音楽界の緊急課題の第1はオーディエンスを育てること!
その理念に従い、この演奏会を2010年に立ち上げましたが、最初のシーズンが終了した時、定期会員100人は60人となりました。
オーディエンスをふるいにかけてしまった…?と私はしこたま凹みました。
((+_+))
しかしある音楽家が私にこう諭してくださったのです。
「辞めていく人を追うより、残った方々に進むべき光を照らしなさい。それがあなたの仕事です。安心しなさい。この演奏会は磁石のような演奏会です。真摯な音楽家とオーディエンス、理解深い支援者、そしてそうなるオーディエンスの卵を引き寄せていくはずだから。」
( `ー´)ノ
現実、そうなってくれています。
それは、クラシック音楽の核であるベートーヴェンの弦楽四重奏曲を定期提供してくれたエクセルシオと出会えたからです。
本当に感謝です。
今回もエクセルシオの関係者の皆さんが遠路はるばる足を運んでくださり、エクセルシオと直方のオーディエンスとの音楽を通じての交流、我が街の音楽振興の様を見届けてくださいました。
♪長野からヴィオラの吉田由紀子さんとそのお母さん
♭京都から大友肇さんのお母さん(残念ながら交流会は欠席)
♪千葉から大友肇さんとその奥さん=裕子さん
♭同じく千葉から大友肇さんのピアノ・パートナーである野本哲雄さん
♪東京からエク・フレンズ(エクセルシオの後援会)の幹事である三添聡さん(交流会欠席)
ありがとうございました。
大友夫妻、結婚記念日にお店からワインの贈り物!
ひゅ~ひゅ~。
こんぐらちゅれいしょん!
(#^^#)
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