2/7 第41回、3/13第38回定期演奏会の再延期のお知らせ
またしても残念ながら、2/7の第41回、3/13の第38回のベートーヴェン・オマージュ演奏会が延期となりました。下記はそれを決定し、告知なさったかんまーむじーく のおがた代表の渡辺伸治氏のコメントです。
試練は続きますが、じっくり「楽興の時」を味わうべく、今は我慢。待ちましょう。
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実行委員長の渡辺です。
私の誕生日である今日、残念なことを2件、お伝えせねばなりません。
2月7日 第41回定期演奏会 チェロ・リサイタル シリーズ9 渡邉辰紀さん 渡邉麻美子さん ピアノ
3月13日 第38回定期演奏会 九州の音楽家シリーズ10 山本亜希子さん Duoリサイタル 田島高宏さん ヴァイオリン
上記2つの演奏会を再延期いたします。
1月13日、政府より緊急事態宣言が発出され、福岡県も対象地域となりました。
公演開催にあたり、人数上限5,000人と収容率50%以下の制限を満たしていること(既にチケット販売が開始されている演奏会については、開催制限を適用しない)とする見解が、政府より示されています。
しかし、発出以来、2月17日の第41回を開催すべきかどうか、随分と悩みました。
そこに1月15~17日にかけて直方市にて規模の大きなクラスターが確認!
この状況での演奏会開催は不安・危険であるばかりか、演奏会に関わる全ての人にとって大きなマイナスとなると判断。
断腸の思いで再延期を決定いたしました。
主催者として、護らなければならないことがあります。
来場者
出演者
サポート・スタッフ
美術館職員
上記の皆さんの家族
そして直方市の文化施設から感染事例をださないこと。
このことを重々に考えさせられ、そう悟ることができました。
これほどの誕生日の贈り物はありません。
今回の演奏会はチェロとピアノの編成でありながら、音楽の核である弦楽四重奏に匹敵する特別な内容となっています。
皆さまの人生に重ねて聴かれれば、この上なく心が奮えるはずです。
この先、この編成で同質のものを提供できるか?個人的に出会うことができるか?とさえ感じております。
この「楽興の時」を望まれる方へ、この機会を護ることも主催者の使命です。
延期日程は4月中旬を予定しております。
追って連絡いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。
そして3月13日の第38回については、フランス在住の山本亜希子さんが帰国できない状況にあります。
良い方向に変わり次第、仕切り直します。
2件の再延期、どうぞご容赦くださいませ。
そして、この10日間の自己問答によって、もう一つの大きな誕生日の贈り物をいただきました。
この演奏会のシリーズの理念の再確認です。
それは
オーディエンスの育成
オーディエンス&市民の文化振興への参画
福岡発弦楽四重奏団の育成・発信、オーディエンスとの絆づくり
直方ブランドへの確立
です。
演奏会開催はけしてゴールではありません!
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