L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第9番ハ長調作品59-3「ラズモフスキー第3番」
今回の終曲はベートーヴェン《ラズモフスキー第3番》です。
こちらがその動画です。
ウィーンで成功を重ねる一方で、耳の疾患と孤独に悩まされるベートーヴェン。
遺書を書くまでに…。
31歳の時のことです。
しかし、音楽に邁進することの決心で苦境を乗り越え、《英雄》交響曲をはじめとする傑作を次々と生み出す「傑作の森」を迎える契機となったのです。
弦楽四重奏曲においても中期四重奏曲の代表作である《ラズモフスキー》四重奏曲の3曲が生まれます。
規模と内容の壮大さ、交響曲を彷彿させる響きの豊かさなど、前作の作品18、および先人のハイドンやモーツァルトの作品とは比べものにならない革新的な楽曲となっています。
絶望との闘いがまざまざと描かれた第1番と第2番に対して、第3番では現実に向き合い前に踏み出す心境を感じさせます。
ハイドン、ドビュッシー、ベートーヴェン、3巨匠が人生に新しい幕を開ける楽曲が揃いました。
コロナ禍でどんよりしている私たちの心に希望が灯りますよう。
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