C.ドビュッシー 弦楽四重奏曲

 2曲目はドビュッシーです。

 こちらがその動画です。

 唯一の弦楽四重奏曲は先人たちの影響を宿しながらも、それから抜け出し、自身のオリジナリティの確立を試みた一里塚でありました。

 翌年には出世作であるオーケストラ作品、《牧神の午後への前奏曲》を世に送り出すのです。

 そのオリジナリティとは調性の縛りのない、いわゆる無調の音楽ですが、ドビュッシーならではの優しいヴェールに包まれ、難しさを感じさせないのです。

 ここがドビュッシーの素晴らしいところ。

 さらにこの弦楽四重奏曲を書く数年前にパリの万国博覧会で体感したアジアの音楽の影響も大きく、それが反映された第2楽章は私たち日本人の琴線に強く触れます。

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