第46回定期演奏会~福岡発弦楽四重奏団育成プロジェクト1「レビュー」

 実行委員長の渡辺です。

 福岡発弦楽四重奏団、髙い集中力で素晴らしいデビュー演奏会を飾ってくれました。

 弦楽四重奏で大切なことの一つ。

 それは4人の意思統一で、4人で築いた一人の人格が弦楽四重奏という楽器を奏でるようになることです。

 この基礎建築に10年かかると言われ、初段階ではありますが、大きな成果を聴かせてくれました。

 それは、メンバーの30歳近い年齢差が功を奏したように思ったのです。

 自然に敬意が生まれ、それでありながら師弟関係的に陥らず、作品と弦楽四重奏に対峙することだけに邁進できた…。


 コロナ禍でのたいへんな状況下で、当夜、立ち会ってくださった皆様、ご来場できなくともエールを送ってくださった皆様、ありがとうございます。


 岸邉百百雄さん主宰の弦楽四重奏団、福岡モーツァルト・アンサンブルの解散から28年。

 その四重奏団メンバーの門下生二人が在籍する福岡発の弦楽四重奏団が産声を上げました。

 この生まれたての「おらが四重奏団」を見守ってくださいますようお願い申し上げます。

かんまーむじーく のおがた応援サイト

直方谷尾美術館室内楽定期演奏会を主催する「かんまーむじーく のおがた」の公認応援サイト 基本的に、代表の渡辺伸治氏がFBでアップされた記事を「そのまま」転記・紹介いたします ※「直方谷尾美術館 室内楽定期演奏会」頁では「今後のご案内、お客様の声、これまでに演奏された曲目/解説/パンフレット」等をご紹介 ※「かんまーむじーく のおがた」頁には「渡辺氏の独り言」も掲載。こちらの記事もお楽しみに!

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