L.ボッケリーニ ソナタ ハ長調 G.17

 今回は7曲聴いていただきますので、曲紹介の投稿数が多くなりますが、どうぞ、お付き合いをお願いいたします。

L.ボッケリーニ ソナタ ハ長調 G.17

こちらがその動画です。


 ボッケリーニはチェロ独奏の歴史を拓いた一人です。

 自身のために作曲した膨大な数のチェロ作品は、この楽器のレパートリー拡充に大きく貢献したました

 イタリアのルッカで生まれた彼は、26歳の時にスペイン王子よりマドリッドに招かれ、宮廷音楽家として奉職しました。

 しかし、王子の死後、宮廷内での地位はよろしくなく、当地で極貧のうちに没してまったのです。

 ボッケリーニの作品はチェロ作品だけでなく、多方面におよびます。

 特筆すべきことは、ハイドンと同時期に交響曲と弦楽四重奏曲を手掛けた最初期の作曲家であることです。

 明朗で軽妙な楽想、心地よい響き、陰影による見事な対比、これらは彼の生涯の作品に貫かれました。

 このハ長調のソナタもそうであります。



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