L.v.ベートーヴェン 三重奏曲 ハ長調 作品87

 当夜の中核となる楽曲

 L.v.ベートーヴェン 三重奏曲 ハ長調 作品87

を紹介いたします。

こちらがその動画です。

 ベートーヴェンが故郷ボンからウィーンに移り、数年、25歳ころの作品です。

 夜会を盛り上げるために依頼された数多くの娯楽作品の一つ。

 オリジナルは2つのオーボエとコールアングレの編成です。

 しかし、娯楽音楽であっても楽聖ならではの抒情が内包され、当夜、チェロ三重奏で原曲より1オクターヴ低く奏でることで、それらがあらわにとなって響くのです。

 特にとろけてしまいそうな第2楽章に注目。

 当時の夜会では、このような音楽をBGMに、男どもは女性を口説いていたのですよ!

 原曲はもちろん、チェロ三重奏でも上演が稀な楽曲です。

 コロナ禍でベートーヴェン250+1歳まで引っ張りましたオマージュ企画をこの曲で。

 お聴き逃しなく!

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