J.S.バッハ ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番イ長調BWV1015

休憩を挟んでからの2曲は《カザルスの憧れ》です。


J.S.バッハ

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ長調 BWV1015


こちらがその動画です。


この曲は、前半のストイックな2曲と大きな対比を無し、爽やかな清涼感をもたらしてくれましょう。


カザルスのバッハ愛。

無伴奏チェロ組曲を再発見し、光を当てたことが挙げられますが、、晩年には、毎朝、バッハのピアノ曲の愛奏を日課とするほどでした。



このソナタは、オリジナルはヴァイオリンとチェンバロのための6曲集のソナタの第2番です。

無伴奏ヴァイオリンのための作品集と同時期作で、ケーテンの宮廷の楽長を務め、多くの器楽作品の名作を生み出した時代の楽曲です。


バッハはこうした器楽作品において、これまで伴奏に従事していたチェンバロに、独奏楽器と対等に会話をさせました。

それは、後のモーツァルトやベートーヴェンらの二重奏ソナタの先駆けとなったのです。


中でも、このヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集は完成度が高く、第2番は田園調の明るい喜びに満ちた楽想から、最もよく親しまれています。

チェンバロではなく、ピアノで聴くこの第3番は第3楽章の思索的な雰囲気を相乗し、開放的な前後の楽章をより大きく際立てるのです!


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