J.S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番 ト長調 BWV1027

今回から J.S.バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ全3曲(以下ガンバ・ソナタ集)を1曲ずつ紹介いたします。


まずはこの曲集概要についてです。

ガンバ・ソナタ集は、バッハがケーテン侯国に奉職していた時代(1717年から23年、バッハ32歳から38歳)の作とされています。


領主レオポルドが信奉していた宗教から、バッハは教会音楽を作曲する必要が少なく、

器楽作品に熱心に取り組み、数多くの名作を生み出しました。


時代を画する試みもありました。

無伴奏のヴァイオリン、チェロで和声やフーガを充実させたこと。

鍵盤楽器を旋律楽器の伴奏から発展させて、対等に会話する二重奏様式を拓いたこと。


領主レオポルドがガンバをよく嗜み、宮廷楽団には凄腕のガンバ奏者が在籍していましたから、開発したばかりの二重奏様式を用いて、領主や同僚とともに合奏を興じようと、この曲集が誕生したのでしょう。


第1番 ト長調 BWV1027

教会ソナタ形式の緩―急―緩―急の4楽章構成です。

こちらがその動画です。



第1楽章の冒頭旋律にまず魅了されます。晴朗で無垢な田園調の音楽です。

続く第2楽章で青空のような整然で澄み渡るなフーガを聴かせ、第3楽章での思索的・哲学的な空気が絶妙な対比を築いています。

そして、第4楽章ではチェンバロの左手も加わっての三声の堂々たるフーガで曲を閉めます。


おまけ動画。


可愛らしいお二人。

第1番の雰囲気にピタリです。

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