【レビュー①】第52回直方谷尾美術館室内楽定期演奏会
平素耳にされているモダンの楽器とは異なる寡黙な響きと語り口。
最初は戸惑われたかもしれません。
しかし、曲を重ねるにつれて、その妙に静かに酔う…そのような空気が醸成されていったのです。
アンケートを2度に分けて紹介いたします。
♪ 5弦のチェロとチェンバロ2台の楽器からとは思えないくらいに幾層にも音が紡ぎ出されてくるようです。こんなに近い距離で、素晴らしい音楽を堪能できるなんて至福の時。もっともっと広げたいこの幸せ。この演奏会が絶えることなく根づくことを心より願います。
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♪ チェンバロという楽器を初めて見ました。古楽演奏の楽しさを若い力によって、存分に味わせていただきました。とりわけ無伴奏チェロ組曲第6番は胸をわし掴みされました。
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♪ たっぷり、たっぷりありがとうございました。またお願いします。
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♪ 現代楽器の演奏会とは一味違う楽しい会でした。
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♪ 自分の好きな曲や作曲家を繰り返し聴くことも楽しいですが、自分の知らない曲を積極的に聴くことも大切だと今日は実感。新しい宝石を見つけたようですね。ライヴでは当然でありますが、今、目の前で音が生み出され、自分の耳に届いているのだと今日は特に強く感じました。まさに《心満たされる時間》でした。
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