W.A.モーツァルト ピアノ三重奏曲 変ロ長調 K.502
当夜の第2曲は、音楽好きの物理学者アルベルト・アインシュタインが全作曲家のピアノ三重奏作品の中で最高傑作の一つと太鼓判を捺した名作です。
W.A.モーツァルト ピアノ三重奏曲 変ロ長調 K.502
その動画はこちらです。
作曲されたのは、モーツァルトの絶頂期、名作歌劇「フィガロの結婚」と同年の作ですから、破格の充実を聴かせます。
この翌年から経済的な失墜が始まるのですが…。
ピアノ協奏曲を家庭で楽しむ趣向であり、その華やかさと室内楽の親密さが折衷されています。
モーツァルトらしい軽妙な推進と行先不明の浮遊感に溢れた第1楽章。
第2楽章は夢想と恍惚の気分へとどうぞ。
そして、子供の戯れのように弾ける第3楽章。
神童の人生の輝きをご堪能ください!
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