A.F.ドップラー ハンガリー田園幻想曲 作品26

 フランツ・ドップラーはハンガリー生まれのフルート奏者兼作曲家で、指揮者としても活躍しました。

 フルート奏者として19世紀を席巻した名手であり、ウィーン宮廷歌劇場の首席奏者、ウィーン音楽院の教授を務めました。

 この時代はヴァイオリンのパガニーニに代表されるように、名手たちが自己の高い技術を駆使して見せびらかす(聴きびらかす?)華麗な楽曲を多数残しています。

 ドップラーのフルート作品も同様であ、同じくフルート奏者であったカールとの二重奏曲もあります。

 他に歌劇やバレー曲を作曲しましたが、フルート作品を含めて多くは忘却の彼方にあります。

 アンドラシュ・アドリアン氏は、数に限りあるフルート楽曲を広げるために、生誕国のこの兄弟作曲家によるフルート作品の発掘・研究の尽力に余念がありません。

 アドリアン氏にとってドップラーは切り離すことができない作曲家なのです。

 曲は3部で構成され、第1部は瞑想的な短調の音楽で、ハンガリーの東洋的な旋律が私たち日本人の琴線に強く触れます。

 長調に転じた第2部ではタイトルにある田園調の明るい気分が広がり、活気を増して進みます。

 第3部に入るとハンガリーやジプシーの音楽のリズムが急と緩で巧みに交替しながら展開し、クライマックスに達して幕です!


それでは、この曲の動画をどうぞ!

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「かんまーむじーく のおがた」公認応援サイト。代表の渡辺伸治氏がFBでアップされた記事を基本的に「そのまま」紹介。 以前の記事も少しずつ遡って追加していきますので、そちらもお楽しみに!

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