【お客様の感想③】第33回直方谷尾美術館 室内楽定期演奏会
アンケート回答の紹介の続きです。
今回はシュニトケのソナタ第1番に多くの反響のことばをいただきました。
「春のはじめに相応しい音楽会でした。バッハのソロで始まったおだやかな幕開き。ベートーヴェンでのピアノとの見事な調和。ドビッシー、シュニトケは初めてでしたが、音の世界でも新しい時代が始まったことを識りました。明るくリズミカルなアンコール曲。帰路の足どりも軽く。」
一夜を素敵なお言葉で総まとめしてくださり、ありがとうございます。ちなみにアンコールはベートーヴェンの歌劇「魔笛」の主題による7つの変奏曲(抜粋)でした。何とアンコールまで25年前の河野文昭さんのリサイタルと同じとは!
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「二人の演奏家が素晴らしさは言うまでもありません。シュニトケの曲は作曲者の心情が痛いほど伝わってきました。演奏力の素晴らしさでもあります。涙が出ました。ありがとうございました。」
シュニトケのソナタはとにかく「吐き出し」という言葉に尽きます。それが聴き手の皆さんの心の臓腑をえぐったようです。
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「渾身の演奏。特にシュニトケは現代の我々の心に突き刺さり揺さぶり続けます。救いはあるのか?」
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