アナログ盤&カセット・テープ仕掛け人②

 清水靖晃さん、清水さん率いるマライアは変拍子や無調性などを巧みに導入し、極めてクォリティの高い音楽を創造し、時代のイニシアティブヴを取っていました。

 しかし支持を得ていたのは少数のマニアックなファンのみからで、レコードのセールスは大きいものではありませんでした。

 ところが近年、マライアの「うたかた」(1983年)と清水さんのソロ・アルバム「案山子」(1982年)がクラヴ・シーンでブレイクしたのです。

 DJのChee Shimizuがこれらを海外のDJに紹介したことでニューヨークで火がつき、そして日本へ逆伝播!

 このことを境武揚さんから聞いてビックリ仰天。

 30年の時を経て、時代がようやくこの2タイトルに着いていった。

 感慨深い気持になりました。

 私は大学生の時、私のウォークマンでは清水さんやマライアがヘヴィ・ローテーションで鳴るほど虜になっていました。

 当時、私は清水さんやマライアのメンバーと録音やライヴで共演していたジャズ・ベーシストぼうや(ローディ)を務めていました。私は彼らの音楽を目の当たりにし、言葉を交わす幸運に恵まれていたのです。詳細は以下のリンクを覗いてみてください)。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=968139533260328&id=100001928709832

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=970828616324753&id=100001928709832

 そのようなことから同郷の友人がこの2タイトルのカセット・テープのリリースに携わったことはとても嬉しく、そして誇りに思いました。

  先日境さんは清水さんと打ち合わせのため、会見することができたそうです。

 平素の清水さんは、サックスフォーンを奏でる時の超高いテンションを全く感じさせない、気さくな方だった言われました。

 清水さん、変わらない。

 境さんはアナログ盤とカセット・テープの両メディアを盛り上げるために、これからもファンの脇腹をくすぐるような企画を立案するに違いありません。

 期待しています!

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