2018.05.28 15:00B.スメタナ 弦楽四重奏曲第1番ホ短調 「我が生涯より」 かの名作「モルダウ」の作曲者です。 19世紀のチェコを代表する作曲家としてドヴォルジャークと双璧を成しました。 ともにチェコ西部のボヘミア地方の出身で、当地の民俗音楽を創作に取り入れつつ、西欧音楽の影響を強く受けました。 それゆえに作風は洗練され、チェコ東部出身のヤナ―チャクとは大きく異なります。
2018.05.27 15:00L.ヤナーチェク 弦楽四重奏曲 第1番 JW.Ⅶ-8 「クロイツェル・ソナタ」 ヤナーチェクといえば、村上春樹の長編小説「IQ84」に引用され、日本で広く知られるようになった作曲家で。 しかし生涯や作品の全貌についてはポピュラーであるとは言い難いでしょう?
2018.05.25 15:00ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 作品18-6 1800年、ベートーヴェンが故郷ボンからウィーンへと移り7年が経ちました。 30歳の時。 最初の創作の興隆期を迎え、スケッチや断片が次々と楽曲へとなり、交響曲第1番や弦楽四重奏曲の処女作 作品18をはじめとする大作が生まれたのです。 そしてこのころに生涯を通じての理解者となったヴルンスヴィック伯爵家の2姉妹テレーゼとヨゼフィーネ、従妹の...