第51回直方谷尾美術館 室内楽定期演奏会
没後50年パブロ・カザルスと聴く7つの演奏会(4)
クァルテット・エクセルシオ シリ-ズ 17
2023年6月3日(土) 17時開演 16時30分開場
<Program> 紹介
L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第11番 《セリオーソ》へ短調 作品95 紹介
L.ヤナーチェク 弦楽四重奏曲 第2番《ないしょの手紙》 紹介
W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464 紹介
<アンコール> 鳥の歌
<出演者> クワルテット・エクセルシオ
西野ゆか 北見春菜 Vn、吉田有紀子 Vla、大友肇 Vc
<その他> 渡辺伸治が熱く語る「今回の曲順・構成について」
<公益財団法人 福岡文化財団、公益財団法人 朝日新聞文化財団 助成事業>
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室内楽定期演奏会、14年目のシーズン第1夜です。
そして、当夜をもって、この演奏会において、クワルテット・エクセルシオが、ベートーヴェン弦楽四重奏曲 全曲演奏を達成します。
(下記は当日演奏終了後、メンバーの皆さんにいただいた記念サインです。)
音楽の最高峰、人類の至宝であるこれらの全曲演奏は、私の知るところ九州ではこれまでに、福岡市、北九州市、宗像市、佐賀市、大分市の5都市のみです。
ここに直方市が入ります。そうした記念すべき一夜です。
エクセルシオのチェリスト 大友肇さんからとても嬉しいメッセージをいただきました。
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室内楽をより楽しむには、それぞれ適切な会場と聴衆、演奏家が揃うことがとても重要なことと思います。
当たり前のことかもしれません。
そして「適切な聴衆」とは、なんと高慢なというお叱りを受けるかもしれません。
この室内楽定期演奏会のお客様は、立ち上がった時、一部の方を除いて、弦楽四重奏どころか、クラシックの演奏会に行かれたことがほとんど無かったような方が大半だったように思います。
そんなところに、いきなりベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を聴いていただきました。
渡辺さんの強い要望により!
聴衆の皆さんは
「この音楽はいったいナニゴトか・・?」
という疑念と闘いながらも、それを辛抱強く、長年、聴き続けていただきました。
そして、今では、
「あ、音楽って、室内楽って、素晴らしい世界なんだな」と
感じていただけていると思います。
これはつまり、そういう土壌を作りだすきっかけがあったにせよ、直方の聴衆の皆さんが育んできた財産と思います。
日本にはこれ程の場所は数えるほどしかない。
そう思っております。
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ありがとうございます。
光栄です。
前回投稿の新聞記事にあります3月にご出演いただいた山本亜希子さんと田島高広宏さんの言葉と相通じるものがあります。
今回は特別な曲構成ですので、お聴き逃しなく!
L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第11番 《セリオーソ》へ短調 作品95
L.ヤナーチェク 弦楽四重奏曲 第2番 《ないしょの手紙》
W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464
開演17時/開場16時30分
入場料 3100円、学生1600円 当日各500円増
未就学児入場不可
予約・問合せ:かんまーむじーく のおがた
090‐2078‐5319(渡辺)
suzuran@bronze.ocn.ne.jp
およびFBメッセージでどうぞ!
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