3月29日(土)第58回定期演奏会 タレイア・クァルテット②
本日より、当夜の上演曲を1曲ずつ紹介いたします。
まずは幕開けの
J.Sバッハ コラール《われら苦しみの極みにある時》 フーガの技法BWV1080より
です。
こちらがその動画です。
この曲は本来オルガン・コラールとして作曲されたものでありますが、
晩年作の《フーガの技法》が没後に初出版されるにあたって、追加収載されました。
しかし、本編の《フーガの技法》とは全く無関係の楽曲であるばかりか、
収載はバッハの意図によるものではなく、理由は謎です。
ですが、このコラールの敬虔深さは圧巻!
心が浄化されるようです。
今回の弦楽四重奏での清浄さは格別で、上演機会もまたとない極めて稀少。
この曲で当夜の幕が開くことに感謝です!
0コメント