5月10日(土) 第59回定期演奏会 若松夏美 大塚直哉③
今回は
バッハのヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
第2番 イ長調 BWV1015
です。
こちらがその動画です。
ソナタ第1番が、一説では4男の死に関連があるとされるならば、続く第2番と第3番はその哀しみから一進一退、抜け出していく様子を描いたように感じます。
あくまでも私の主観でございます。
印象には個人差がありまのでご容赦を。
穏やかな早春の朝のような第1楽章に始まります。
夢想のようなカノンに優しく抱かれますが、哀しさはぬぐい切れず。
一転して、第2楽章は輝かしいフーガ!
第3楽章では暗い翳りに覆われ、自問自答、答えは見つからず次に持ち越し…。
第4楽章。二転三転して、輝かしい音楽が舞います。
前楽章の答えはこれです!と言わんばかりに。
さあ、これで冬の旅は終わり!
と思えば…。
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