第55回直方谷尾美術館室内楽定期演奏会

シリーズ《ぴりおど》4

J.S.バッハ 

ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 全6曲演奏会「第1夜」

2024年5月11日(土) 17時開演 16時30分開場

<Program> 紹介(演奏者のサイン入り!)

 J.S.バッハ

【参考】ヴァイオリン(Vn)とオブリガート・チェンバロのためのソナタ    概説

  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021

    Vnとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第6番 ト長調 BWV1019 紹介

                                       〃                             第5番 ヘ短調 BWV1018 紹介

    ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガ ト短調 BWV1026

  平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第11番 ヘ長調 BWV880

  Vnとオブリガート・チェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV1017 紹介

<出演者>  若松夏美(Vn) 大塚直哉(cem)

<紹介>   新聞掲載

<レビュー>  その① その② その③ 

<公益財団法人 日本室内楽振興財団 助成事業> 

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24年度最初の演奏会は、

 日本を代表するバロック・ヴァイオリン奏者 若松夏美さん

 チェンバロ奏者の俊英 大塚直哉さん

のお二人によるとびっきりの企画をお届いたします。

J.S.バッハ ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 全6曲演奏会の第1夜です。

バッハによるヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ集(以下オブリガート・チェンバロ ソナタ)は、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータと並ぶバッハの室内楽曲の代表作。

そうした名作を当夜、2025年度の2夜に渡って堪能していただく趣向です。

九州ではこのような稀有で有意義な演奏会を変わらず、発信続けていく所存あります。

この曲集は、バッハが器楽作品に新境地を拓いたケーテンの宮廷奉職時代(1718-22年)の作品で、

ブランデンブルク協奏曲などの傑作を数多く残しました。

そして、《通奏低音》と呼ばれる伴奏に従事していたチェンバロを独奏楽器に発展させ、

ヴァイオリンなどの旋律楽器との合奏では対等に会話する様式を確立したのです。

当夜のオブリガート・チェンバロ ソナタ集はその集大成です。

第一夜では、後半の第4、5、6番を聴いていただきます。

この3曲は作曲当時に亡くなった最初の妻の死と関連があるとされています。

第4番では直面した悲しみを素直に吐き、その一方でそれに流されまいと自身を律するかのようです。

続く第5番は悲壮感に満ちながらも、慰め、祈り、希望を求めるような前向きを感じさせます。

そして、第6番は、これら2曲と対照的に輝かしい第1楽章に始まり、喜びに満ちた最終楽章で閉めますが、その間の楽章では哀しみを回想するように歌い、バッハの心中の光と影を感じさせます。

当夜は第6、5、4番と番号を遡って聴くことで、第6番のバッハの心中の光と陰を小説のように紐解いていただきます。

併せてバッハ作品が3曲上演されます。それぞれ、開放、思索、瞑想的な音楽で、オブリガート・チェンバロ ソナタの導入にピタリです。

ご期待ください。


♪ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021

♪ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第6番 ト長調 BWV1019

♪同 第5番 ヘ短調BWV1018

♪ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガ ト短調 BWV1026

♪平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第11番 ヘ長調 BWV880

♪ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017


入場料 3100円、学生1600円

当日各500円増

定期会員会費 10000円 年4回演奏会分

未就学児入場不可

予約、問い合わせ:かんまーむじーく のおがた 090‐2078‐5319(渡辺)

かんまーむじーく のおがた応援サイト

直方谷尾美術館室内楽定期演奏会を主催する「かんまーむじーく のおがた」の公認応援サイト 基本的に、代表の渡辺伸治氏がFBでアップされた記事を「そのまま」転記・紹介いたします ※「直方谷尾美術館 室内楽定期演奏会」頁では「今後のご案内、お客様の声、これまでに演奏された曲目/解説/パンフレット」等をご紹介 ※「かんまーむじーく のおがた」頁には「渡辺氏の独り言」も掲載。こちらの記事もお楽しみに!

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